イベントリポート

STAY HOME はショートフィルムで ~ 多彩な作品、ココロうるおす

新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言下にあった5月、日経ウーマノミクス・プロジェクトのパートナーであるSHORTSHORTSの「ブリリア ショートショートシアター オンライン」が、世界各地のショートフィルム作品を毎日1本、日替わりで無料配信しました。外出自粛でステイホームが続く生活に彩りを与えようという取り組みで、多彩な作品群は見る人に様々な思いを抱かせたようです。「ショートフィルムを初めて見たが、新鮮でとってもいい」「元気をもらいました」といった感想が日経ウーマノミクスの会員から届きました。

■『夫婦の絆』(Close Ties) 2016年 ポーランド

【あらすじ】結婚45周年を迎えた一組の老夫婦。しかし8年もの間、夫は他の女性と一緒に暮らしていた。妻の元に戻ってきた夫と再び一緒に暮らし始めたが、二人の想いは......

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監督 Zofia Kowalewska / 上映時間 18分32秒

【感想】ゆめおいぶたさん(30代) 「コロナウイルスの影響で在宅勤務になった旦那。迷惑をかけまいと2人の乳幼児の家事や自宅保育をほとんど1人で1カ月続けるも、旦那は自由に昼寝・ゲーム。結婚5年目、初めて『子どもを連れて実家に帰ります』と伝えました。作品の8年間の不倫とは全く状況は違うけれども、家族なのに家族でない状況の中で、本当は愛しているのに、愛されたいだけなのに、伝わらない伝えられない...無意識に不機嫌になる自分との葛藤を抱えていました。作品の老夫婦は結婚45年経っても解決されない問題に対して、『謝りたい』『ありがとう』の二言が、彼女を笑顔にさせる。心からの愛する人の言葉は、無限のパワーがあるなと思いました。とてもタイムリーに元気をもらいました。ありがとう」

【感想】ナムギラーさん(50代)  「ラストシーン、奥さんの穏やかな顔がとても素敵でした。ショートフィルムでも、深い感動を味わえるんですね。心が温かくなりました。これで2本目の鑑賞ですが、ショートフィルムの魅力にどんどんはまっていきそうです。ありがとうございました」

■『愛は痛みをともなうもの』(Love Hurts) 2014年 オーストラリア

【あらすじ】姉の結婚式で花嫁の付き添い役を務める妹が、ホテルの一室で何やらある計画の準備をしている。姉妹は瓜二つ。妹は好きな人ができるといつも姉に奪われてきた。妹のいる部屋に何も知らないホテルマンが入ってくる。

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監督 Tov Belling / 上映時間 12分

【感想】ナムギラーさん(50代) 「ショートフィルムを初めて見たが、とってもいい! 短いのに、主人公の積年の恨みがよく伝わってくる。最後のオチも最高。ホッとした。ステイホームのため、尺の長いドラマや映画を見まくって少々飽きがきていたので、ショートフィルムがとても新鮮だった。明日も見ます!」

■『スティーブの朝 』(Sleepy Steve) 2015年 米国

【あらすじ】目覚ましで起床すると、洗顔、歯磨き、身支度、朝食、そして出勤......独身のスティーブは毎朝のルーティンをロボットで自動化している。

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監督 Meghann Artes / 上映時間 4分2秒

【感想】ゆめおいぶたさん(30代) 「誰もが理想を求めて毎日を生きていて、でもやっぱり理想にはならなくて...。今日も1日一緒に頑張ろう!と思えた作品でした。コロナウイルスの影響で、思ったような日常は過ごせないけど、スティーブも頑張ってる!と思って、今日1日前向きに過ごしたいと思います」

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