実はあなたも「インポスター症候群」!?
自信がなくても、前に進みたい
日本経済新聞女性面連動
「インポスター症候群」に関するアンケート
(実施期間 2020年3月10日~18日)
Q.
いつか自分の実力不足が
バレてしまうのではないかと
不安になる
自分の役職や待遇に対して
自分の能力が不足している、
不釣り合いと思っている
他の人から評価されても、
自分はその評価に値しないと
思ってしまう
自分の力で何かを達成して評価されても、「自分にはそんな能力はない」「評価されるに値しない」と過小な自己評価をしてしまう「インポスター症候群」。日本経済新聞女性面と連動で実施した調査には1601人が回答、うち日経ウーマノミクスの女性会員1180人分を対象として分析しました。「実力不足がばれるのでは」「自分は劣っている」と、多くの人が自信のなさを感じている一方、「そもそも評価されていない」との声も。自信がなくても前に進むには――。女性面の中村奈都子編集長からスペシャルメッセージも届いています。
- 異動で仕事内容や上司が変わっても、いつも周囲より高い評価をいただけているが、それは業務遂行能力ではなく、「上司とコミュニケーションが円滑にとれたから」など業務以外の能力が評価されているように感じる。また高く評価されていることに対して強いプレッシャーを感じ、もっと頑張らないとついていけないという焦りの気持ちが大きくなる。(40代女性/その他の業種/主任・係長クラス)
- 自身を怠けものだと認識して、「要領よく今まで乗り切って会社の中でも昇格できていたが、今後もそれが継続できるか、いつか怠けている自分に周囲が気が付くのではないか」と不安になることがあったので、インポスター症候群を知って今までの自分のあり方に妙な納得感があった。(30代女性/運輸/一般社員)
- 女性が少ない会社のため、女性であるというだけで元々目立ちがちであったことに加え、女性活躍推進の流れで急に女性管理職が増えた。このような状況で、自分の実力が評価されているのか、女性という下駄を履かされて評価されているのかがわからなくなっている。(30代女性/その他の業種/主任・係長クラス)
- (アンケート設問の)文面だけ読めばインポスター症候群だと思うけど、現実問題、周りより劣っていて能力がないので、そんなものではないと思う。(30代女性/自動車・輸送機器/主任・係長クラス)