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年齢を重ねるにつれ、睡眠は浅く短く
なりがちといわれます。厚生労働省が発表した
『健康づくりのための睡眠指針2014』によると、
45歳と65歳の適切な睡眠時間は
どのくらい違うでしょう?
正解は
30分
解説
一晩の睡眠時間は、加齢に伴い徐々に減っていきます。病気のない健康な人では、20年ごとに30分ぐらいずつ減少していくことが分かっています。厚生労働省が発表した『健康づくりのための睡眠指針2014』では、年代ごとに推奨する睡眠時間を示しており、25歳では約7時間、45歳では6時間半、65歳では6時間となっています。
年齢を重ねるにつれて、早寝早起きの傾向が強まります。
指針では、無理に寝ようとせず、眠くなってから床に就くことを勧めています。また、仕事や生活上の都合で夜間の睡眠時間を確保できなかった場合、午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが効果的としています。
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授