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外食が続くとカロリーだけでなく
塩分摂取量も気になります。
塩分の取り過ぎが心配な場合は、
次のどれを一緒に取るといい?
正解は
アボカド
解説
日本人の食事摂取基準の「食塩相当量」目標量(男性8.0グラム/日未満、女性7.0グラム/日未満)は、日頃の食生活で実行するのはなかなか困難な数値です。特に外食をする機会が多い人は、すぐにオーバーしてしまう可能性があります。塩分(ナトリウム)の取り過ぎは、高血圧につながります。
塩分が気になる人は、減塩に努めるとともに、ナトリウムの排せつを促し血圧を下げる作用のあるカリウムを積極的に取ることをお勧めします。カリウムを多く含む食材には、パセリ、アボカド、納豆、サトイモなどがあります。なお、腎障害のある人は、摂取量に注意が必要です。医師に相談することを勧めます。
<可食部100g当たりのカリウム量>
パセリ:1000mg
アボカド:720mg
挽きわり納豆:700mg
サトイモ:640mg
緑豆モヤシ:69mg
タマネギ:150mg
ピーマン:190mg
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授