冬のイメージが強い甘酒ですが、江戸時代には、夏をのりきる栄養補給として飲まれていたといいます。麹と米から作った甘酒は、ブドウ糖、アミノ酸に加え、ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、葉酸などのビタミンやナトリウム、カリウム、カルシウムなどのミネラルが多く含まれます。麹菌は55度を超えると死滅し、70度を超えると糖化酵素が分解してしまいますので、甘酒を作る際は60度前後が理想的です。