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ココアには、リラックス効果のほかに、
食べ過ぎを防ぐ効果があるというのは、ホント?
正解は
ホント
解説
ココアの主成分のカカオ豆に含まれる「テオブロミン」という成分は、脳内物質の「セロトニン」に働きかけ、血行をよくし、緊張を和らげてリラックスさせる効果があります。セロトニンは心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、「幸せホルモン」とも呼ばれています。セロトニンが不足すると、鬱病や不眠症などの疾患に陥りやすいともいわれます。また、リラックス状態になると、食べたい欲求を抑えることができ、食べ過ぎを防ぐといわれます。なお、ココアを飲むタイミングは食間や食前がお勧めです。
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授