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小腸は臓器の中で最も長いことで知られますが、
その表面積も最大です。
小腸の表面積は大腸のおよそ何倍?
正解は
2倍
解説
日本人の平均的な腸の長さは、大腸が約1.5メートル、小腸が6~7メートルといわれます。またその表面積は、大腸が約100平方メートル、小腸は約200平方メートルにもなるといわれます。
私たちが食べたものは、食道、胃を通り、小腸、大腸など消化管を経て消化、吸収されます。表面積が大きいと消化・吸収の効率が上がるため、小腸や大腸の内壁には消化、吸収の役割を担う絨毛(じゅうもう)と呼ばれるビロード状の小突起が無数に点在しています。
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授