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超高齢社会を見据え2007年に
日本整形外科学会が提唱した、
ロコモティブシンドロームは主にどこの障害?
正解は
脚
解説
ロコモティブシンドローム(ロコモ)の「ロコモティブ」は「運動器の」という意味です。 ロコモとは、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下し、要介護になるリスクが高い状態をいいます。
30代までのひざや腰などの痛みはスポーツなどで痛めたものがほとんどですが、40代からはロコモの可能性があります。筋肉や骨などの器官が十分な働きを維持するためには、運動により適度な負荷を継続的にかけることと、バランスのいい食事、特に、筋肉と骨に重要なたんぱく質やカルシウムの摂取のほか、ビタミン、ミネラルの摂取を心がけることが重要です。
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授