今週のカラダ★レッスン5
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梅雨を迎えて、持っておきたい健康知識
Q5

高温多湿の時期は、
食品にカビが生えやすくなります。
瓶入りのジャムにカビが生えた場合、
カビの部分を取り除けば残りは食べても
大丈夫というのはホント?

黒板消し オッツカちゃん

正解は
ウソ

解説

カビは食べ物の一部に生えているように見えますが、その周囲にもカビの胞子が広がっています。食べ物が入っている瓶や袋など、閉じられた空間全体に胞子が充満していると考えてよいでしょう。カビは表面だけでなく、内部にまで入り込んでいるため、カビの生えている箇所を除いたり、加熱調理をしたりしても、食べない方がよいでしょう。食べた時に、強い酸味や刺激を感じる場合は、腐敗が進行していることを示しています。湿気の多い時期は特に注意して、冷蔵庫や冷凍庫を活用するほか、開封したものは早めに食べることをお勧めします。

クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
監修:
上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授
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