心臓は安静時に毎分60～70回くらい（成人の場合）、１日にすると約10万回拍動しています。睡眠中は少し減り、運動をしたり、興奮したりすると2倍くらいになります。
加齢とともに血管壁は弾力性を失い、硬くなるため血液が流れにくくなります。その状態で、全身に血液を循環させなくてはならないため、より高い血圧が要求されます。血圧が高くなると、その分、ポンプ作用を担う心臓に負担がかかります。血管壁にも無理が生じて循環器系などの病気も起こりやすくなります。もちろん血圧は個人差があります。心臓と全身の血管をなるべく若々しく保つためにも、普段から食生活などに気を付けることが大切です。