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日本茶のビタミンCの量は茶葉によります。
玉露は煎茶の約何倍のビタミンCを含む?
正解は
約3倍
解説
茶葉はタンニンやカテキンなどの苦み成分や、アミノ酸などのうまみ成分のほか、水溶性のビタミンCを含んでいます。
抽出されたお茶を比較すると、含まれるビタミンCの量は、玉露(100g当たり19mg)と煎茶(同6mg)で3倍以上の差があります。一方、番茶やほうじ茶は、成長の終わった堅い葉や茎が原材料となるため、うまみ成分が少なく、番茶のビタミンC量は玉露の6分の1以下になります。
100g中(抽出液)のビタミンC含有量
玉露:19mg
煎茶:6mg
番茶:3mg
ほうじ茶:微量
ウーロン茶:0mg
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授