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唐辛子は辛み成分だけではなく、
カロテンも多く含みます。
唐辛子のカロテンの量は
次のどの食材に匹敵する？
正解は
ニンジン
解説
唐辛子は中南米が原産で非常に多くの品種があります。唐辛子には、色鮮やかな緑黄色野菜などに多く含まれるカロテノイドの一種「カロテン」が豊富に含まれます。カロテンは抗酸化力があり、必要量に応じて体内でビタミンAに変換されます。
カロテンは、粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保つ働きがあるほか、視力を維持するために必要不可欠な成分です。油と相性が良い物質なので油で焼いたりいためたり揚げたりするのがいいでしょう。
【可食部100g当たりのカロテン量】
・唐辛子：7700μg
・アスパラガス：380μg
・オクラ：670μg
・小松菜：3100μg
・ニンジン：8600μg
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修：
- 上原万里子＝東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵＝相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授
