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マスクには「かぜ用」と「花粉用」が
ありますが、どちらも兼ねて使いたい場合、
花粉用とかぜ用どちらのマスクがお薦め?
正解は
かぜ用
解説
ドラッグストアなどでは、「かぜ対策」「花粉対策」「空気汚染対策」「のどの乾燥対策」など、さまざまな用途のマスクが販売されています。これらの大きな違いは、フィルター性能です。というのも、花粉の大きさは約20~30マイクロメートル、PM2.5は2.5マイクロメートル以下、ウイルスは0.1~0.3マイクロメートルとそれぞれの大きさが異なるからです。ウイルスの侵入を防ぐ目的で使用される「かぜ用マスク」は、非常に高いバリアー性能を持っていると考えられます。一方、フィルター機能では劣りますが、花粉症用のマスクは通気性や付け心地のいいのが特徴です。複数の目的でマスクを兼用するのなら、フィルターの性能で考えるといいでしょう。
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授