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妊娠中は日光浴を積極的に
避けるべきというのはホント?
正解は
ウソ
解説
妊娠中は体内のビタミンDが不足しやすいため、ビタミンDの生成を促す日光を避けるべきではありません。近年増加している新生児のビタミンDの不足は、妊婦が極端に日焼けを避けることが要因の一つだと考えられています。もともと骨量の少ない赤ちゃんは、ビタミンDが不足すると骨がうまく形成されず、将来、背の伸びが悪くなったり、極端なO脚になる可能性があります。ビタミンDは、食品では魚類やキノコ類に多く含まれますが、太陽光の紫外線を皮膚に浴びることで活性化され、体内で利用されやすくなります。
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授