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日焼け止めに記載される「SPF」は、
UV-B(紫外線B波)の防御効果を示します。
SPF数値が大きいほど、高いのは何の効果?
正解は
防御する
紫外線の量
解説
紫外線防御指数の「SPF(Sun Protection Factor)」は、UV-Bを防ぐ指標として、最大50+で表示されます。日焼け止めを塗ることで、塗らない場合に比べて何倍の紫外線量まで耐えられるか(何倍の紫外線量をあてると翌日かすかに赤くなるか)を示しています。SPFの紫外線防止効果の目安は、日焼け止めを1平方cm当たり2mg塗ったときのものです。塗る量がこれよりも少ないと、SPF数値の効果も下がることになります。
長時間の外出の際は、SPF数値の高いものを使うことが多いですが、外出の目的に応じた数値のものを使い、効果を持続させるためにもこまめに塗り直すといいでしょう。
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授