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屋内にいても熱中症にかかることがあります。
「室内熱中症」になりやすい場所として、
高層マンションや建物の最上階も
当てはまるというのはホント?
正解は
ホント
解説
屋内でも高温多湿の状態だと、脱水が進み、熱中症になることがあります。屋根に近い最上階や、気密性の高いマンションの台所、風呂場、トイレや洗面所などは高温多湿になりやすいといわれています。これらの場所は、調理で使用する火の熱や洗濯乾燥機が発する熱がこもりやすく、その上、風通しが悪いと湿度も高くなりがちです。
室内熱中症は、部屋の中の温度が30℃以上で、湿度が60%以上になると起きやすくなります。窓を開けたり、冷房で温度調整をしたりするほか、適度に水分補給をして熱中症が起こりにくい状態にしましょう。なお、水分補給の際は、身体から失われた水分とナトリウムを補給し、すみやかに身体をうるおすイオン飲料などがお勧めです。
室内熱中症への予防法
https://www.otsuka.co.jp/health_illness/heatdisorder/care_09/index2.html
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授