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一般的に気温が上昇すると、
熱中症の危険性が高まります。
熱中症の予防には1時間に1回の
水分補給が必要といわれています。
1回に摂取する水の量はどのくらいが適量?
正解は
200ml
解説
熱中症は、夏場だけに起こるものではありません。室内でも、適度な水分補給、適切な温度・湿度が保たれていないと、熱中症を引き起こす危険性があります。のどが渇いた時は、すでに脱水症状が始まっているといわれます。起床後、入浴前後は特に意識して、日中もこまめに水分補給を心がけることが大切です。また、一度に大量の水分を摂取すると、血液の量が急激に増え、心臓に負担をかけてしまうため逆効果です。1時間に1回程度、200ml程度の量をのどが渇かないうちに補給することを心がけるのがよいでしょう。そのとき、水分をすばやく吸収する、イオン(電解質)と糖分を適度に含んだイオン飲料*を取るのがお勧めです。
*イオン飲料とは、汗などで失われた水分やナトリウムなどのイオン(電解質)が、身体にスムーズに吸収される飲料のこと
熱中症からカラダを守ろう
http://www.otsuka.co.jp/health_illness/heatdisorder/
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授