晴れた日は、地面に近いほど気温が高くなります。気温は、通常150cmの高さで測りますが、東京都心で気温が32.3℃の時に、50cmの高さでは35℃を超え、さらに地面から5cmのところでは36℃以上になっていました（*）。大人に比べて地面に近い乳幼児は、地面からの熱（ふく射熱）の影響を受けやすいと考えられます。
　乳幼児は、大人より新陳代謝が活発で体温が高いのが特徴です。一方で、汗腺の発達が未熟なため、うまく体温調節をすることができません。乳幼児と一緒に外出するときは、様子を見ながら熱中症に注意するようにしましょう。

*熱中症環境保健マニュアル2014（環境省）より

熱中症からカラダを守ろう（乳幼児）
http://www.otsuka.co.jp/health_illness/heatdisorder/care_06/