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卵を割ると、黄身の色が濃いものと
薄いものがありますが、濃いものの方が
栄養価が高いというのはホント?
正解は
ウソ
解説
卵の黄身が濃い方が、一見すると味が濃厚で栄養価が高そうに思われがちですが、色は味や栄養価とは関係ありません。卵によって黄身の色が異なるのは、鶏に与える飼料によるものです。例えばトウモロコシを食べて育った鶏の卵は、黄色み(カロテノイド由来)が強くなり、コメを食べて育った鶏の卵は黄身が白くなります。卵の殻の色も鶏の種類によるもので、殻の色が濃いからといって栄養価が高いということではありません。
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授