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朝食のバランスは集中力に
影響するってホント?
正解は
ホント
解説
朝食を食べたときと食べないときの、体温や疲労感などの自覚症状と、知的作業能力への影響の違いを比較した研究から、朝食を食べた方が、明らかに高い集中力が見られることがわかっています。さらに同じ研究から、おにぎり(糖質)のみよりも、例えば、「食パン、ゆで玉子、ハム、サラダ、ヨ-グルト」などのバランスのいい洋風パン食や栄養調整食品の方が、長い間、高い集中力を保つことができると考えられます。また、空腹感や疲労感を感じにくくなることが明らかになっています。
以前は「脳はブドウ糖があれば働く」と考えられていましたが、研究により、実際にはたんぱく質や脂質などを補う栄養バランスのいい食事を取った方が脳は良く働くことが証明されています。朝ご飯には、パフォーマンスの向上のために栄養バランスのいい食事を取るよう心がけましょう。
食事はアタマと体にどう影響する?
http://www.otsuka.co.jp/health_illness/dekiru/eikyou/
最新研究成果
http://www.otsuka.co.jp/health_illness/dekiru/saishin/
クイズの食品の分析値は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」または「日本食品標準成分表2015」に基づいています。
- 監修:
- 上原万里子=東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授
柳沢香絵=相模女子大学栄養科学部健康栄養学科准教授