過去開催イベントのレポート

リスクに備え、よりハッピーな毎日へ

ウマノミゼミナール「知っておきたい!働く女性の〝暮らしリスク“~目からうろこの防犯・防災知識」

 日経ウーマノミクス・プロジェクト実行委員会がジブン磨きを目指す女性に向けてお届けする「ウマノミゼミナール」。7月8日は「知っておきたい!働く女性の〝暮らしリスク“~目からうろこの防犯・防災知識」(協賛:セコム)をテーマに、日本経済新聞本社の「スペースニオ」で開催されました。現代の働く女性は多種多様なリスクと背中合わせの日々を過ごしているだけに、「備えあれば憂いなし」を実践したいと願う女性が数多く来場しました。

 初めに、日本経済新聞女性面の佐藤珠希副編集長が「働く女性の不安を解消!備えておきたい5つのリスク」と題したキーノートスピーチを展開しました。応募者から集めたアンケートの回答をもとに、働く女性を悩ませているのは主に「健康リスク」「マネーリスク」「仕事リスク」「未婚リスク」「天災リスク」の5つであると分析。「自分なりのストレス解消法を持つ」「あせってマンションを買わない」などそれぞれのリスクに対する備え方、処方せんを解説しました。「冷凍食品は溶けるとちょうどよい非常食になる」「新幹線に乗るときはいざというときのためにペットボトルの水を携帯する」など(東日本大震災の影響を大きく受けた)宮城県出身の佐藤副編集長ならではのアドバイスも披露されました。

 キーノートに続いてはトークタイムの時間。日経CNBCキャスターの榎戸教子さんとセコム「働く女性の安全委員会」の寺本美保さんが「これでOK!〝あんしん・あんぜんライフ“」をテーマに、今すぐ使えるリスク対処法が満載のトークを繰り広げました。まずは「セコム働く女性の安全委員会」オリジナルの「防犯女子度チェック」を受講者全員で受け、自身の防犯意識の高さや低さに一喜一憂する姿も。続いて、不安を感じているのに対策をしていない女子が非常に多いという調査結果が紹介され、寺本さんは「できることから始めていくことが大事」と強調していました。

 痴漢対策として「電車のドア付近に乗らない」、エレベーター内の不審者対策として「ボタン付近に壁側を背に立ち、死角を作らない」など今すぐ実践できるアドバイスが次々と披露され、参加者が時折うなずきながらメモをとる様子が印象的でした。「どんな危険があるか知ることが大事。ニュースなどで事件を知り、気を付けようと意識を変えることが対策の第一歩」と締めくくり、トークタイムは幕を閉じました。

 セミナー後の交流会会場では、参加者たちが「リスク対策トーク」に花を咲かせる光景があちらこちらで見られました。夜道を歩く時などに活躍しそうな携帯型のLEDライトがお土産として配られ、「今そこにある危機」に立ち向かう意識を大いにかきたてられたセッションとなりました。

佐藤副編集長は女性が抱える「5つのリスク」の処方せんについて解説しました。
佐藤副編集長は女性が抱える「5つのリスク」の処方せんについて解説しました。
交流会では日ごろ感じているリスクを話題に、会話に花が咲きました。
交流会では日ごろ感じているリスクを話題に、会話に花が咲きました。
セコム